東京農工大学情報工学科は、情報技術のプロフェッショナル、すなわち、既存の情報サービスを使う立場のユーザではなく、新しい情報技術やシステムを創造することによって未来の情報社会を築く人材の育成を目標としています。
高等学校では、現代社会において誰もが身につけておくべき、情報を利用する上での基礎知識や技術を中心に学びます。新しい情報技術を研究し開発するためには、さらに、物事を整理して論理的に考え、手順やしくみに移しかえ、その内容を正確に伝える能力が非常に重要です。そこで、東京農工大学情報工学科では、論理的に考え、それを表現する力の優れた人の能力をさらに伸ばすことを目標に、日本の全大学の中で最初に「情報」科目を個別学力検査(2次試験)前期日程の入試科目として採用(物理と情報のいずれかを選択)してきました(平成18年度から22年度まで)。
平成23年度入試(平成22年秋実施)からは、新たにSAIL入試に模様替えしました。SAIL入試では、特別活動レポート等の提出書類による第一次選考(9月初旬)と、特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーション、面接および基礎学力の確認(数学/情報)による第二次選考(9月下旬)の二段階で合格者を決定します。なお、SAIL入試で不合格となった場合でも、本学の推薦入試、一般入試(前期・後期日程)に出願することができます。
SAIL入試は、高校時代に取り組んだ「情報」に関する特別活動の実績がある人に受けやすいものになっております。論理的に考えることが好きな人や、自分でコンピュ-タのプログラムを作ることが好きな人は、是非、積極的に挑戦してください。
入試情報の詳細は大学ホームページ等をご覧ください。
入学年度 | 受験者数 | 合格者数 |
H28 | 22 | 8 |
H27 | 22 | 8 |
H26 | 14 | 8 |
H25 | 15 | 10 |
H24 | 5 | 3 |
H23 | 5 | 4 |