本専攻の河内智志君(藤波研M2)の「歩行および格納場所変更動作の加速度を利用したセンサ内蔵携帯電話の格納場所連続判定手法」と題する発表が,人間行動センシングコンソーシアム主催のHASC Challenge 2012において最優秀賞を受賞しました.携帯電話を始めとした身体装着(帯同)型の行動認識においては,その装着位置の自由度の高さが実用上重要になります.本研究はそれを可能にする基礎技術として重要な役割を担っており,判定性能の高さ(首,ズボンの前後ポケット,上着ポケット,胸ポケットの5箇所に対する10分割交差検定法の評価で,歩行時約97%,静止時約90%)と,Android携帯端末上での実装完成度の高さが評価されました.
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